
2025年8月16日
過去のトラウマから、Ωである自分を嫌い、“運命”を忌避していた大学生・徹馬。
ある夜、見知らぬαとすれ違った瞬間、本能が“運命の番”だと告げる。
逃げたはずの徹馬が再会した彼――嗣永は、静かで理性的な大人だった。
怯えていたはずの“つがい”に、徹馬は初めて自分の意思で触れてみようとする。
一方、β同士の恋人である親友の奏と弓削は、「運命」を巡る感覚にすれ違いを抱えていた。
正反対の2組が描く、本能と理性のすれ違いラブ。